【中国OP】大坂なおみ スランプ脱出のウラに2つの衝撃発表

2019年10月07日 16時30分

大坂が現女王を破り価値ある今季3勝目を挙げた(ロイター)

【中国・北京6日発】テニスの中国オープン女子シングルス決勝で、世界ランキング4位の大坂なおみ(21=日清食品)が同1位アシュリー・バーティ(23=オーストラリア)に3―6、6―3、6―2で逆転勝ち。9月の東レ・パンパシフィック・オープンに続く2大会連続優勝を飾った。これで今季3勝目、ツアー通算5勝目。大会後は世界ランクを1つ上げ3位となることも決まった。

 現女王バーティを決勝で破ったことは価値がある。第1セットを落とし、ミスにイラ立ってベンチでタオルを頭からかけてうなだれるシーンもあったが、最後は力でねじ伏せて底力を見せつけた。大坂も「優勝を目指していたので達成できて気分がいい。有言実行できた」。昨年の全米オープン、今年の全豪オープンと4大大会2連続優勝を果たし、世界1位に君臨してから成績は下降。この8か月はメンタルも乱れて悪循環が続いたが、あの“2つの衝撃発表”から別人のような好調ぶりだ。

 先月12日、自身のインスタグラムに米国の若手ラッパーYBNコルダエ(21)とのキス写真を投稿。「いつもあなたは私を楽しませてくれる。愛しているわ」とつづり全世界に熱愛を公表した。さらにその翌日には前コーチのジャーメーン・ジェンキンス氏(34)との契約解消もSNSで発表。「一度リセットし自分に変化をつけたかった」と、3歳の時にテニスを教わった父レオナルド・フランソワさんをコーチに迎えることを決めた。

 2日連続のサプライズ直後から無傷の10連勝、そして日本女子初の2大会連続V――。全豪オープン制覇後に当時のコーチ、サーシャ・バイン氏(35)と契約解消した際には「幸せよりも成功を優先することはない」という意味深な言葉を放った。さしずめ今は幸せを優先したことで運気が急上昇、成功も訪れたということか。