【ジョージア州アトランタ4日(日本時間5日)発】米男子ゴルフのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」3日目(イーストレイクGC=パー70)、松山英樹(29=LEXUS)は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算イーブンパーで順位は変わらず26位のままとなった。

 4番からの3連続バーディーなど13番まで4つスコアを伸ばしたが、終盤につまずいた。15番パー3でティーショットを池に入れてダブルボギーをたたくと、17番パー4は3パットのボギー、2オンさせた最終18番パー5はパーにとどまった。終わってみれば、スコアを1つしか伸ばせず、順位を上げることができなかった。

 松山は「14番のティーショットまではすごく良かったけど、残りの4ホールはすごく悔しい内容で終わってしまった。最終日はシーズン最後なので、良い形で終われるように頑張りたい」。最終日はしっかり伸ばして納得のいく形で今シーズンを締めくくりたいところだ。

 一方の優勝争いは、67で回ったパトリック・カントレー(米国)が通算20アンダーで初日からの首位をキープ。2打差の2位にジョン・ラーム(スペイン)、さらに首位と5打差の3位にジャスティン・トーマス(米国)がつけた。最終戦の優勝者が年間王者となり、ボーナス1500万ドル(約16億50000万円)を獲得する。