国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアの公式戦グランプリ(GP)シリーズのロシア杯の開催が剥奪される公算が高まっていると、ロシアメディア「VSEPROSPORT」が伝えている。

 ロシアがウクライナに侵攻した制裁として同国フィギュア勢の国際大会出場が禁止されている中、ISUは24日にGPロシア杯の開催可否について議論する予定だ。同メディアによると、ロシアの下院議員で元フィギュアスケートペア選手として1972年札幌五輪から3大会連続金メダルのイリーナ・ロドニア氏(72)は、来季のロシア杯が開催されない可能性が政府内でも議論されているという。

「この問題について政府で大きな会議がありました。(ロシア杯の開催が剥奪なら)何か違うものを提供します。私たちはフィギュアの主要国の一つ中国など他の国々とかなり大きな関係を持っています。いわゆる友好国から選手を招聘しませんか? まあ多くのオプションがあります」と語り、ロシア杯に代わる〝国際大会〟の実施を示唆した。

 その上で同議員は改めて「フィギュアスケートでロシアに取って代わることは、ほとんど不可能です」と主張し、ロシア勢の不在が競技力の面で大きな影響を与えると指摘。ISUの方針に反発していた。