フィギュアスケート女子平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(19=ロシア)が、本格的に競技復帰する可能性が出てきた。ロシアメディア「スポーツボックス」が報じた。

 ザキトワは2018年平昌五輪後、思うような結果が残せなくなり、2019年12月に引退こそ否定したものの、競技からの一時休養を表明。その後も何度となく、復帰をほのめかしたことがあり、北京五輪前には「世界レベルの舞台に戻りたい」とも語っていた。ただそんな経緯もあり、五輪前の発言もさほど注目されていなかったが、同メディアは「ザギトワはハードなトレーニングを積んでおり、能力や意欲という点では、現役選手に劣らない熱意を持っている」と伝えた。

 同メディアによると、その気持ちと連動するように、3月に入ってからエテリ・トゥトベリーゼ・コーチが指導するフィギュアスケートの本拠地リンクでの練習風景をSNSに数多く投稿するようになった。これまではほとんどなかった行動で、その頻度からに毎日のように同リンクへ通っているとみられ、トゥトベリーゼ門下の選手と一緒に振り付けも学んでいるという。それだけに、シニア年齢制限を17歳に引き上げる可能性がある中、練習の強度を踏まえ、伝説のカムバックは可能であるとした。

 もちろん、ブランクを経て再び競技の世界でトップに立つのは簡単なことではない。同メディアはトリプルアクセルや4回転ジャンプの要素がなければ、主要大会ではトップ5には入れないだろうとしたが、すべては本人のモチベーション次第とまとめた。