東京五輪の新競技サーフィンの男子で銀メダルを獲得した五十嵐カノア(23=木下グループ)が、早くも2024年パリ五輪での金メダル取りへ始動する。

 メダル獲得から一夜明けた28日朝、テレビ朝日系「グッド!モーニング」に女子で銅メダルに輝いた都筑有夢路(つづき・あむろ=20)と出演。「夢じゃなかったなと朝から鳥肌が立った。うれしいです」と笑顔をはじけさせた。

 決勝でイタロ・フェヘイラ(ブラジル)に敗れた直後は波打ち際でひざまずいた。その場面を「金メダルが夢だったので悔しかったので」と振り返りつつも「切り替えて、もう一回やりたいと思った。今回メダルを取ったことで、日本のためサーフィンのためにいいパフォーマンスが見せられた。ネクストジェネレーション(次の世代)のために印象に残ったと思うし、すごいことができてうれしい」と語った。

 また今後に向けては「これからもイベントがあるので。パリの準備もあるので頑張ります」と3年後のパリ五輪を見据えた。