東京五輪の来夏開催派は23・9% 再度の延期なら2032年に?

2020年07月20日 14時00分

新国立競技場

【スポーツ情報局】五輪担当記者 またも東京五輪関係者が眉をひそめる調査結果が出ました。共同通信社が行った全国電話世論調査ですが、来年夏に「開催すべき」は23・9%にとどまり、「再延期すべき」が36・4%、「中止すべき」が33・7%でした。

 デスク なるほど。新型コロナウイルス禍の終息が見通せない中で「開催」が一番少ないのは納得だが、「延期」が最も多いとは興味深い。

 記者 ただ、現実的に2022年開催となる2年延期は考えづらいです。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)は、1年延期を決めた3月24日の電話会談で安倍晋三首相(65)から来年夏が「最後のオプション(選択肢)」と言われたと明かしていますから。

 デスク 22年は冬季の北京五輪もあるしな。じゃあ、それ以降の延期の可能性は?

 記者 すでに24年のパリ大会、28年のロサンゼルス大会は確定。東京大会を24年に開催し、パリとロスを4年ずつずらすのも、両開催地の準備に多大な影響を与えるため不可能でしょう。

 デスク じゃあ、その次の32年開催っていうのは?

 記者 それですよ。実は国内競技団体から「もし中止になったら、それと引き換えに32年の開催権を得るのでは」との声もあります。

 デスク 32年大会にはインドがすでに立候補しているね。

 記者 はい。でも東京がその気ならIOCは無条件で開催地に決めるでしょう。今回こんな悲劇を味わったんですから。ただ、もはや「延期」とは呼べませんけど…。

 デスク まあ、12年後のことなんて、何がどうなってるか、だーれもわからないけどな…。