ACL「異例の開催形式」が五輪のモデルケースになるか

2020年07月10日 16時00分

 異例の“強行開催”は東京五輪の開催可否にも影響する!? アジアサッカー連盟(AFC)が、新型コロナウイルスの影響で中断しているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の新たな日程を発表し、J1の横浜M、FC東京、神戸が戦う東地区は10月16日から集中開催(開催地未定)で再開することが決まった。

 中2日で1次リーグの残り4試合と決勝トーナメント1回戦まで一気に実施。その後は再び開催地に集まり11月25日の準々決勝、同28日の準決勝を行い、決勝は12月5日に西地区(いずれも開催地未定)で行われる。本拠地と敵地の2試合制だった決勝トーナメントは各1試合で決着させる。コロナ禍の影響で各国リーグが過密日程になるため再開が危ぶまれたが、極めて異例の開催形式となり、思わぬところにも影響を及ぼしそうだ。

「サッカーのように関わる人が多い競技の国際的な大会になると、東京五輪で参考になるケースの一つになるのではないか」と日本オリンピック委員会の関係者は指摘。コロナ禍の終息が見通せない中で開催されるスポーツの大規模な国際大会は、来夏の東京五輪にも共通するところだ。運営における感染対策が参考になるほか、大会後に参加者から感染が広がるケースが出てくれば国際大会開催の是非に議論が及ぶ可能性もある。

 日本の東京五輪代表監督は日本代表を率いる森保一監督(51)の兼任継続が決定。ACLがスポーツ界にとって要注目のイベントになりそうだ。