血管が詰まって発症する脳梗塞、心筋梗塞に次ぐ第3の梗塞として注目されているのが足梗塞だ。足梗塞こと抹消動脈疾患が、新型コロナウイルスによるテレワークや巣ごもり状態で増えている。
都内の大学病院血管外来医師はこう語る。
「足梗塞は動脈硬化によって太ももや膝下などの動脈が詰まって足元まで十分に血液が行き届かなくなる病気なんですが、初期は自覚症状がない。症状が出て来院する患者を診察すると、血糖値や血圧が高い人、それに喫煙者が多い」
新型コロナ禍でのテレワークなどにより、食生活のバランスが崩れたりすることで、患者が増えているという。
「脳梗塞や心筋梗塞は最悪は死に至る危険な病気ですが、足梗塞も心臓病や脳卒中による死亡のリスクが高い怖い病気なんです」(同)
初期に自覚症状はないが、進行すると歩行時に足がしびれる、痛い、冷たいなどの症状が出て、悪化すると歩けなくなり、足を切断するケースもある病気だ。
「リスクファクターがある人は自己診断する方法があるんです。足の毛のチェックです。足の指や甲の毛の生え方を左右見比べると、足梗塞の人は足先に血液が届かないために栄養が不足して毛が薄くなる。両足の毛の量や爪の血色などに大きな差があれば足梗塞の疑いがある」(都内の循環器内科クリニック医師)
かかりつけのクリニックや人間ドックで、両腕・両足の血圧を同時に測る検査(ABI検査)でも診断できる。腕の血圧より足の血圧が低い場合は足梗塞が疑われる。医療ジャーナリストは「予防するには1日30分のウオーキングを週3日欠かさないことですよ」と言う。
足梗塞に注意だ。












