JOCや日体協も衝撃 朝日新聞スポーツ記者「盗撮」逮捕

2017年11月09日 17時00分

 20代女性のスカート内を盗撮しようとしたとして、朝日新聞東京本社報道局スポーツ部記者・増田啓佑容疑者(35)が7日、都迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで現行犯逮捕された。

 増田容疑者は7日午後4時半ごろ、田町―浜松町間を走行中のJR山手線車内で、小型カメラを仕込んだ紙袋を女性のスカート内に差し入れ盗撮しようとした疑い。両駅間を往復するなど挙動不審で、一部始終を撮影していた日本テレビのカメラマンが通報。田町駅で警視庁三田署員に取り押さえられた。

 増田容疑者は2006年、朝日新聞に入社。福井総局や和歌山総局に赴任後、12年から大阪本社のスポーツ部に配属され、高校野球やゴルフ、サッカー、ラグビー、水泳などを取材し、今年9月に東京に異動したばかりだった。

 朝日新聞主催の高校野球大会取材ではエース記者だったという。

「キャップの右腕として相当な働きぶりだったから、プレッシャーもかなりあったと思う。夏の甲子園は来年、100回記念大会のため今の時期から企画取材などの仕込みが始まっている。(容疑者が)抜けて支障が出るのは必至」(朝日関係者)

 増田容疑者を知る運動記者も「今月1日に『これまで大阪で水泳を担当しておりましたが、東京に異動になり、引き続き水泳を担当させていただきます』というメールが送られてきたばかりだった。朝日は2020年東京五輪・パラリンピックのオフィシャルパートナーだし、JOC(日本オリンピック委員会)にも日本体育協会にも衝撃が走っている」と驚きを隠せない。

 調べに対し本人は「数か月前から同様のやり方で盗撮していた。やめられなかった」と容疑を認めている。朝日新聞は「弊社の記者が逮捕されたことを重く受け止めています。事実関係を確認した上で、厳正に対処します」としている。