10日投開票の参院選は9日に最終日を迎え、各候補者が最後の訴えを行っている。自民党から東京選挙区に出馬している元おニャン子クラブの生稲晃子氏(54)は東京・立川駅前で演説。8日に銃弾に倒れた安倍晋三元首相の事件を受けて、肩に喪章を付けて臨んだ。

 演説前に黙祷を行った生稲氏は「昨日、応援演説中に安倍元総理が凶弾に倒れました。このような蛮行を許していいんでしょうか。私は許さない。絶対に許しません」と強く犯行を非難した。

 安倍派のバックアップを受ける生稲氏には、本来ならこの日も安倍氏が応援に入る予定だったという。「それがかなわなくて本当に残念です。私が安倍先生に『演説が苦手なんです』と話した時に『大丈夫、慣れるから。私も最初のころは苦手だったんですよ』と励ましてくださったときの優しい笑顔を忘れることができません」と思い出を振り返った。

 その上で「安倍先生が目指してきた日本を残された私たちが引き継いでいく。それが今の私の強い思いです」と語った。