鹿児島で初の新型コロナクラスターが発生 多くの人に愛される飲食店で県民の危機意識強まる

2020年07月03日 13時34分

 鹿児島県で20代から40代の男女9人の新型コロナウイルス感染が判明した。鹿児島では初のクラスター(感染者集団)発生であり、県民も大慌てしている。

 鹿児島県鹿児島市で1日、県内12例目となる新型コロナウイルス感染(女性)が判明し、濃厚接触者9人のうち、8人がPCR検査の結果、陽性だったことが確認された。

 その内の7人が女性の職場であるニューハーフバー「New おだまりLee男爵」の同僚だったという。鹿児島市は13日から29日の間に同店を利用した人に対して、帰国者・接触者センターへの相談を呼びかけている。

 同店は県内でも人気の飲食店。「県内では珍しいタイプの飲食店で、サラリーマンの飲み会の2次会などによく利用されています。名物ママもいますし、有名店です」とは鹿児島在住の40代男性サラリーマン。

 新型コロナウイルスの感染が日本全国に広がる中、鹿児島は比較的最後の方まで感染者が確認されなかった。そのため「新型コロナに対する意識が最初は低かった。いまでは県でも感染者が確認され、全国的なニュースになっているので危機意識は高くなっているが、今回のおだまLee男爵のクラスター発生でより、意識が高まると思います」(同男性)。

 全国的に感染者数は増加しているだけに、より一層の警戒が必要だ。