北海道に現れた珍強盗 2000円のお礼?にマスク10枚“返礼”

2020年04月01日 16時25分

 世相を反映した事件かもしれない!? 北海道岩見沢市で3月29日に現れた強盗の珍行動が話題になっている。

 地元メディアによると、60歳近くとみられる男が同日午前11時ごろにある住宅に侵入。のこぎりを振り回し「ご飯をくれ」と要求したという。

 80代の女性が食事を用意すると、男は遠慮なく食べ始めた。ご飯にみそ汁、エビの天ぷらだった。さらに、おかわりまでしたというから驚きだ。食べ終わった男は次に金銭を要求。女性が2000円を渡すと、お返しにマスク10枚を置いて立ち去った。その際には床を拭いて、まるで“立つ鳥跡を濁さず”といった様子だったともいう。

 食事と2000円、そして女性が感じた恐怖に対してマスク10枚が釣り合うのかどうかは疑問だが、新型コロナウイルス禍の今では、マスクの価値が上がっているのも事実。このニュースにネットは不謹慎にも「今やマスクには貨幣価値があるのか」「現代版昔ばなしかよ」「令和の妖怪じゃん」と盛り上がった。

 いまだに不足しがちなマスクに動きもある。生活用品大手のアイリスオーヤマは31日、マスクを6月から月6000万枚増産すると発表。シャープも同日にマスクの出荷開始を発表。経済産業省のツイッターでは写真付きで歓迎されるほどだ。

 マスク入手に困る人はまだまだ多い。30代女性は「こんな騒動になる前に医療施設で働く友達に2枚もらったのと、ネット通販で手に入ったものを使い回している状況。ディスカウントストアで夕方からマスクが売られ始めたのを見たことがあって、今はそれを狙っているところ」と明かす。

 そんな折の“妖怪マスクじじい”の登場だけに、男への批判は少なめだが、それでも強盗は犯罪に変わりはない。