犯罪心理学者の出口保行氏と元徳島県警捜査一課で〝リーゼント刑事〟として知られる秋山博康氏が30日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」に出演。鳥取県の県道にパンが大量に投棄された事件の犯人像を推理した。
事件の舞台は鳥取県の大山隠岐国立公園内の県道で14日から20日まで、複数回にわたり、約80個、計39キログラムの食パンと、1・3キログラムの鶏レバーや砂ギモが投棄された。食パンは袋に入っていない、スライス前の大きなものだったという。無造作に捨てられているのではなく、間隔をあけて配置されたようにも見え、何のためなのか謎となっている。
この事件の犯人像について、2人の専門家の意見は真っ二つに割れた。出口氏は「これだけのパン持ってるわけですし、これだけ持ってるってことが前提になってると、やっぱり何らかの食品関係の業者さんが処分に困っちゃったのかなっていう感じはしますよね。で、その手っ取り早い解決方法として不法放棄してる」と分析した。
また、心理学の観点から犯行の背景に「センセーション・シーキング」なる現象が起きていると指摘。「『センセーション』っていうのは刺激。『シーキング』っていうのは追い求めるってこと。要は、こういうことをすることによってドキドキしたりとか、こうやって人から注目されることも含めてなんですけれども、そういうような気持ちっていうのが非常に働いているっていうようなことは考えられる。あえて等間隔に置いたりとか、それから一気に捨てて、で、またもうちょっと時間を置いてまたもう一回捨てて…とかっていうようなことっていうのは、その『センセーション・シーキング』っていうのの一つの大きな現れなのかなっていうふうには考えています」と解説した。
かたや秋山氏は「自分が実際、徳島県の山道に生ゴミが毎日のように捨てられたことがあって、廃棄物処理法で捜査をしたんですよ。それも大量の生ゴミを並べて置いてたんですね。で、張り込みしてたら容疑者が来たので、取り調べたら、『野生動物に対する餌付けが目的であった』っていう自白があった。今回もパンっていうのは珍しいけれども、そういう並べたり置くっていうのが、私が検挙した容疑者と同じ対応だった。なので、餌付けしか考えられんかなっていうふうに考えます」と推理していた。












