イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)がイタリア1部ローマへ移籍する可能性を英紙「デーリー・スター」が報じた。

 報道によると、C・ロナウドは今夏の移籍を検討しており、レアル・マドリード時代の2010~13年に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督(59=現ローマ監督)と再びタッグを組むかもしれないという。C・ロナウドはポルトガル人指揮官の下でプレーした良い思い出があり、そのつながりを生かしてマンチェスターUから脱出したいと考えているようだ。

 古巣復帰1年目はチームトップのリーグ戦18ゴールを挙げ、PFAチーム・オブ・ザ・シーズンに選ばれたものの、欧州チャンピオンズリーグ(CL)への出場権を逃すなど満足いく結果を得られなかった。そんなチームに山積する問題への不満は、いまやクラブを去る動機を高めているという。代理人であるホルヘ・メンデス氏は、新天地を探しており、モウリーニョ監督が指揮するローマも候補というわけだ。

 ただローマは来季のCL出場権を持たないことがネックだという。それでも恩師との再会を選ぶのだろうか。