イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表FWエディソン・カバーニ(34)がイタリア1部ローマに移籍することで合意したと、スペインメディア「TodoFichajes」が報じた。

 カバーニはマンチェスターUと契約延長したばかりだが、ローマの世界的名将ジョゼ・モウリーニョ新監督(58)がかねて獲得を熱望。マンチェスター・Uにドイツ1部ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(21)の加入が決定的となったこともあり、余剰戦力となるカバーニも移籍を受け入れたとみられている。

 同メディアは「われわれが得た情報によると、ローマはマンチェスター・ユナイテッドからエディソン・カバーニを購入することで合意した。サンチョの到着後、給料の負担を減らさなければならないからだ。ウルグアイ人は、今年の夏にイタリアの首都に到着する」とし、移籍金は1000万ユーロ(約13億円)と報じている。

 まだ、両クラブから正式発表はされていないものの、ローマではエースでボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(35)の退団が確実となっており、モウリーニョ監督はカバーニを攻撃の軸として起用していく方針という。