スペイン1部ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、スペイン紙「マルカ」でベールに包まれた私生活の一端を明かした。

 久保はマルカのインタビューで普段の生活について「あまり外出しない。常にサッカー、家、サッカーという感じだね。夜にチームメートに付き合うこともあったけど、今はそれもできない」と新型コロナウイルスの影響もあり、現在は練習場や試合会場と自宅を往復する日々。「僕は静かな場所のベニカシムに住んでいて、限られた人と一緒にいるほうが心地いい。今は心の安らぎが一番だから。家に帰って、欧州リーグや欧州チャンピオンズリーグの試合をいくつか見る。何人かの選手を見るのが好きだし、サッカーを見るのが本当に好きなんだ」とまさにサッカー漬けの生活を送っている。

 また意外な趣味も披露。昨季所属したマジョルカでは周囲が海に囲まれていただけに「ダイビングや海水浴をするために海に行くのが好きだった。今年の夏はできなかったけど」と海でリラックスしていたという。シーズンオフの今夏には一時帰国していたが「日本にもいたけど、検疫のルールで毎日家に閉じ込められていた」と明かした。

 日本では「英雄のように扱われるが」との質問には「まあ、今スペインでプレーしている選手はあまりいない。日本人にとって特別なリーグだし、ここでプレーしている僕たちのチームは常に注目を集めている」と冷静な視点で見ている。

 ピッチ上では世界が驚く才能を見せる久保だが、〝素顔〟は19歳の少年らしい面もあるようだ。