元なでしこジャパンのFW永里優季(33)が、米女子プロリーグNWSLのレッドスターズから期限付きで加入した神奈川県2部リーグの男子チーム「はやぶさイレブン」でついに〝男子デビュー〟を果たした。

 18日に神奈川県内で行われた山王FC戦で2―1の後半40分過ぎからピッチに立つと、終了間際には実兄のFW永里源気(34)の得点に絡んで勝利に貢献。少ない出場時間で得点こそ挙げられなかったが、「ステップアップできる大事な一歩。出場時間は短かったが、ボールに関わる回数もそれなりにあった。イメージしていたようなプレーが出せた」と納得の表情を浮かべた。

 もちろん、これで満足できるわけがない。なでしこジャパンでは点取り屋として2011年ドイツ女子W杯優勝や、12年ロンドン五輪銀メダル獲得に貢献してきただけに、男子の中でも貪欲にゴールゲットを目指す。