【平和島ボート・GⅠ66周年記念】引退の今村豊さん愛弟子・白井英治が1号艇でV誓う「全力を尽くして走るだけ」

2020年10月09日 20時46分

好調の白井英治

 ボートレース平和島のGⅠ「開設66周年記念 トーキョー・ベイ・カップ」は10日最終日、第12Rで優勝戦が行われる。

 5日目の準優3番勝負は10Rでインの徳増秀樹(静岡=45)が山口剛(広島=38)の「ツケマイ」に沈められ、敗れる波乱もあったが、11Rは篠崎仁志(福岡=32)、12Rでは白井英治(山口=43)がしっかり逃げ切って快勝。その結果、予選トップ通過だった白井が優勝戦の1号艇を獲得。自身2回目となる当地GⅠ制覇に王手をかけた。

 その優勝戦のメンバーは次の通り。

1・白井 英治(山口=43)

2・篠崎 仁志(福岡=32)

3・山口  剛(広島=38)

4・瓜生 正義(福岡=44)

5・永田 秀二(東京=34)

6・宮之原輝紀(東京=22)
 
 今節4日目の8日に、白井が「愛している」と公言する師匠だった今村豊さんが現役を引退。その〝メモリアル〟なシリーズで、愛弟子が7戦5勝2着2回と大暴れ。V戦ポールポジションを勝ち取った。白井の激走は〝師匠・引退の節目のGIだから…。何とししても勝ちたい〟という思いが原動力だったはず。

 くしくも舞台は、今村さんが「39年のレーサー人生で一番、印象に残っているレース」として挙げ、初めてSGダービーを制した(第34回=1987年10月13日)平和島水面。なにやら運命めいたものを感じる。

〝決戦〟に向けてエンジンの仕上がりは上々。白井は「足は自信を持って(優勝戦に)臨める仕上がりです。一番いいのは行き足からのつながり。全力を尽くして走るだけ…」と話す。本番を前に今村さんへの思いは封印したが、Vへの思いはますます大きく、強くしているに違いない。