【新日本】内藤 2冠の面目丸潰れ…屈辱の職務質問

2020年03月19日 16時35分

ファミレスで内藤は一日も早い試合再開を訴えた

 新日本プロレスのIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(37)が、興行再開への切実な思いを明かした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が中止となり、今月控えていたシングル決戦2試合が消滅。現在は日々トレーニングに打ち込むが、中止ショックに追い打ちをかけるような、2冠王者のこけんに関わる出来事が起きていた…。

 3日の旗揚げ記念大会(大田区)で予定された高橋ヒロム(30)との師弟対決に加え、31日の両国国技館大会でのV2戦次期挑戦者を決めるトーナメント「NEW JAPAN CUP」もシリーズすべてが中止。中ぶらりんとなった内藤は今、何を思うのか。取材を申し込むと、やはりファミレスに緊急招集がかかった。

 中止判断には理解を示すものの、落胆の気持ちは隠せない。「観戦予定だったお客さまと同じくらいガッカリしてますよ。3月に控えていた大きなシングル戦が2つともなくなってしまって、残念な気持ちは非常に強いですよね」とつぶやき若鶏のグリルを頬張った。

 フル出場にこだわる男にとってリングに立てない日々は戸惑いの連続だ。「ケガ以外でこれだけ試合がないのはデビューしてから初めてかもしれない。ジムに行くしかないですよね、いつ再開されてもいいように」と試合を心待ちにしている。

 そんな日々である事件が…。3月上旬のこと。超夜型人間の内藤は午前2時、ジムに向かう途中で公園に立ち寄り、自動販売機で購入したジュースを飲んでいた。「ケータイいじってたら職務質問にあってしまって…。最後まで(内藤と)気づかれることもなく『不審者多いんで、気をつけてくださいね!』みたいなパターンですよ」

 実は深夜の外出が多いため、職務質問されることはさほど珍しくない。だが1月の東京ドーム大会2連戦で主役を務め、今を時めく2冠王者となったトップレスラーがたびたび不審者扱いされた上に、今回に至っては“顔”が認識されなかった。さすがに思うところがあったようで「やっぱりもっとリングの上から“史上初の2冠王者”の存在を発信して、一人でも多くの方に知ってもらわないといけないと思いましたよ。そのために一刻も早く再開してほしいなと」と切に訴えた。

 取材と食事を終えた内藤は「よかったら帰りは車で送りますよ? ただこういうご時勢だし、エチケットは大切。お互いこまめな手洗いが必要でしょう。店を出る前に念入りにお願いしますよ」と懇願。その要望に応えトイレで手を洗って戻ると、すでに内藤の姿はなく、テーブルの上には伝票だけが残されていた。