【RIZIN】榊原CEO 掲げる2020年の野望

2020年01月04日 16時30分

榊原信行CEO

「RIZIN FF」の榊原信行CEO(56)が、東京五輪イヤーとなる2020年の展望を語った。5度目の大みそか大会(さいたまスーパーアリーナ)を成功させ、さらなる規模拡大を目指して掲げたのが「五輪選手獲得」「北米進出」「大会数倍増」の3本柱だ。

 榊原氏は「今年は5周年イヤーですから。世界に対峙していく準備はできた。本格的に国外にも攻めていきたい」と言葉に力を込める。ターゲットは米国だ。
「北米というマーケットを手に入れない限り、UFCやベラトールといった団体の規模に到底及ばない。経済規模も選手層も」と、年内に北米でのネット配信、テレビ放送を実現させてから、数年後の米国大会開催を目指しているという。

 そのために欠かせないのが、五輪競技の有力選手獲得だ。「PRIDE時代と比べて欠けているのは、吉田秀彦や小川直也のような説得力のある選手の存在。総合格闘技に少しでもひもづく可能性がある武道系競技はしっかりスカウティングをして、今後10年先まで業界を支えられる選手を獲らないといけない」

 レスリング、柔道のみならず、空手やテコンドーなど多岐にわたる調査を行う。すでに複数のアマチュア選手と接触していることを認め、「代表争いが終わった後からスカウト活動が本格化します。楽しみにしていてください」と“大物獲得”に自信をのぞかせた。

 さらに「五輪後のレガシー(遺産)として、関東圏の会場の環境が一変する。1万数千人規模の会場がいくつもできますから」と語る。昨年は7大会で、今年も同程度の大会開催を目指しているが「21年はその大会数を倍増させたい。PRIDE時代は月イチどころか月2大会もざらでしたから。今年はその足掛かりもつくる年になる」。

 今年最初の大会となる「RIZIN.21」は2月22日に静岡・浜松アリーナで開催される。勝負の年を迎えたRIZINの動向に注目だ。