いよいよ立ち技で本領発揮か? 立ち技格闘技「K―1」の年間最大興行「K’FESTA.5」(4月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の会見が行われ、〝新生K―1〟となってから初開催となる無差別級トーナメントにMMAファイターの石井慧(35)が参戦すると発表された。
石井は1回戦で実方宏介と対戦。現在モスクワで練習を行っている石井はビデオでメッセージを送り「今回ヘビー級トーナメントに出させてもらうことになりました。実は自分は、もう1試合勝ってヘビー級トーナメント(開催)を打診しようと思ったんですが、中村プロデューサーからそういうオファーをいただき感謝しているとともに興奮しています。このトーナメント、勝ちたいと思います」とやる気満々。さらに「トーナメントに向けて10Rやる気満々で準備しています。今回は前回より20%成長した姿と頭を使って勝つ姿を見せたいと思います。目標である京太郎選手と戦うために必死に頑張ります」と、決勝の延長Rも含め全試合をフルラウンド戦い抜く覚悟だとした。
対する実方は「今回この素晴らしい大会に参戦できて光栄です。石井選手はずっと『ロード・トゥ・京太郎選手』をアピールしているので、1回戦でしっかりぶっ倒して、最高の形で優勝したいと思います」と対抗心をみなぎらせた。
トーナメントの出場選手は8人。石井と実方のほか元ヘビー級王者・京太郎、ANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、坂本英則、K―Jee、マフムード・サッタリが出場する。
また、スーパーライト級王座戦「王者・山崎秀晃VS挑戦者・大和哲也」、スーパーファイト「江川優生VS大岩龍矢」が行われることも発表された。