【ボクシング】井岡一翔VS田中恒成の行方は…

2020年01月04日 16時30分

井岡一翔(右)と田中恒成

 ボクシングの昨年大みそか決戦では、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(30=Reason大貴)と同フライ級王者の田中恒成(24=畑中)が防衛に成功。今年の大みそかには両雄が拳を合わせることになるのか、注目が集まる。

 すでに昨年、2人のタイトルを統括するWBOの会長が、今年中に田中が1階級上げて一翔に挑戦するプランを披露している。今後について、田中は「今回(大みそか)はフライ級でもいいパフォーマンスを見せることができた。自分としてはスーパーフライ級でも、どっちでもいい」。今月中に畑中清詞会長(52)らと今年の方向性を話し合い、2月にも方針を明らかにする見込みだ。

 一方の一翔は「年に2試合。5~6か月に1回が理想」と話した上で「海外でやると発信力が違う」と、世界王者としては経験のない海外での防衛戦を熱望する。田中は昨年同様に年3試合のペースが理想との考えで、一翔は「年末はこうやってTBSさんがやって(中継して)くれるなら」と語っており、タイミングが合うのは今年の大みそかということになる。

 現状では2人は階級が違うが、王座の統括団体は同じWBOだけに、田中が王者のままフライ級のタイトルを返上して階級を上げると、スーパーフライ級でランキング1位となり、スムーズに挑戦することができる。

 一翔VS田中が盛り上がるためには、もちろん両者が勝ち続けることが絶対条件だ。日本人初の4階級制覇王者の一翔が、無敗のまま4階級制覇を狙う田中と大みそかに激突――。最高の雰囲気で決戦が実現してほしいものだが、果たして…。