アイドルグループ「日向坂46」の加藤史帆(24)、齊藤京子(24)、佐々木久美(26)、富田鈴花(21)、松田好花(23)が30日、都内で行われた日向坂46ドキュメンタリー映画「希望と絶望」(7月8日公開)完成披露上映会舞台あいさつに登壇した。

 本作は2020年8月公開の「3年目のデビュー」に続き、グループのドキュメンタリー映画第2弾。19年の初となる東京ドーム公演の開催発表から、コロナ禍による2度の延期を乗り越え、開催に至るまでの2年間を追っている。

 先月14日に公開された予告映像では、キャプテンの佐々木久美が「この2年間はあんまり見てほしくない」と吐露。コロナ禍に見舞われたことで、舞台裏ではグループ最大の危機が訪れていたことが明かされていた。

 キャプテンの佐々木は「映画で『この2年間をあんまり見てほしくない』って言葉が使われがちなんですけど。本当にそう思ってたんですけど、やっぱりこれからもずっと一緒にいたい〝おひさま〟(ファンの名称)の皆さんには全部知っていてほしいと思う。この2年間を見てくださることはうれしい」と告白。

 また、メンバーは困難が続いた2年間も「全然後悔はしていない」ときっぱり。「この2年間があったからこそ、みんなで笑顔で楽しく前に進めている。また新たな未来に向かって行くので、ずっとおひさまでいてほしいなと思います」とお願いした。

 また、加藤は「私たちはこの2年間、楽しく活動させていただいてたんですが、時には苦しい笑顔のときもあって」と振り返った上で「その表面上の笑顔だけじゃなくて、その奥にあった葛藤している私たちも、皆さんと共有できることはうれしいです」とファンとさらに絆を深める作品になったことに感謝した。