歌手の大黒摩季(51)が4日、都内で行われた映画「リスペクト」(5日公開)の公開記念イベントに出席した。

 ソウル女王のアレサ・フランクリンの波乱万丈な半生を描いた伝記作。アレサ・フランクリン役は、「ドリームガールズ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、歌手としてもグラミー賞を獲得したジェニファー・ハドソン(40)が演じた。

 大黒は同作のタイトルにもなった名曲をパワフルに熱唱。一緒にイベントに参加したお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしこから「鳥肌が立ちました。子供のころから親友とカラオケでいつも歌ってます」と感激すると、大黒は「1回歌っていただけると(印税が)4円入ってくる。ありがとうございます。これからも歌って!」とお願いして、笑わせた。

 恋愛を聞かれると、アネサの半生に重ねた大黒は「離婚したばかりですから(笑い)。でも、恋愛を学んだこともあるし、(失恋などで)自分のハートから流した血も歌になり、自分の音楽が誰かを元気づけたり勇気づけたり全部音楽につながっている。私の苦しみも捨てたもんじゃないのは、シンガーソングライター冥利に尽きる。恋愛させてもらった過去の男たちに感謝しています」とぶっちゃけた。