秋篠宮家の長女・眞子さん(30)と小室圭さん(30)が26日、結婚した。晴れて「小室眞子」となった眞子さんには祝福の声が寄せられているが、その後行われた記者会見ではマスコミ報道に苦言を呈する場面が目立った。なかでも、小室家の借金問題に眞子さんが主体的に首を突っ込んでいたことは驚き。皇室的に「ありえない行為」といった声もある。また、別室に妹の佳子さま(26)が待機していたことも一部で波紋を呼んでいる――。

 すったもんだの末にこの日を迎えた2人。会見で眞子さんは「圭さんはかけがえのない存在。結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きて行くために必要でした」と強調。圭さんも「眞子さんを愛しています。眞子さんと人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは支えてくれた人のおかげです」と永遠の愛を誓った。

 しかし穏やかだったのはここまで。眞子さんは晴れて「一般人」となったことで、これまで我慢してきたマスコミへの不満をあらわにした。

 なかでも許せなかったのは、最愛の夫・圭さんへの苛烈なバッシング。眞子さんは「本日まで私が公に発言する機会は限られてきました。そのために生まれてしまった誤解もあったと思います。一部の方はご存じのように、婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした」と言い切った。

 続けて「例えば、圭さんのお母さまの元婚約者の方への対応は私がお願いした方向で進めていただきました」と断言。

 これは何かというと、今年4月に圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルに関して公表された通称「小室文書」は、眞子さんの意向が100%反映されたものであると認めたことを意味する。

 さらに、眞子さんは圭さんの米フォーダム大留学についても「圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作って欲しいと私がお願いしました。留学に際して私は一切の援助はできませんでしたが、圭さんが厳しい状況の中、努力してくれたことをありがたく思っています」と告白。

 その上で「圭さんのすることが独断で行われていると批判され『私の気持ちを考えていない』と一方的な憶測が流れるたびに、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚え、辛く悲しい思いをいたしました」と苦言を呈した。

 自身が盾となり、圭さんを誹謗中傷から守ったようにも映るが、皇室の伝統を知る者から言わせれば「ありえないこと」だという。

「ようは小室家の金銭トラブルに皇族が積極的に関与したということですからね。圭さんの進路についてもそう。『私がブレーンでした』というカミングアウト。前代未聞ですよ」とは皇室ライター。

 さらに会見を行ったホテルに妹の佳子さまが駆け付けたことも、別の視点から見ると違和感があるという。

「その時点で眞子さんは一般人です。姉妹であることや、眞子さんが複雑性PTSDを患っているという特別な事情はあるにせよ、カタチ上は『私人の結婚会見に皇族が“同席”した』ということになる。それを姉妹の“感動秘話”にしていいものかどうか…」とはテレビ局の皇室担当ディレクターだ。

 前出皇室ライターはこうも指摘する。

「秋篠宮さまのコントロールが及んでいない可能性があります。もともと圭さんとの結婚をめぐり、眞子さまだけでなく、佳子さまとも折り合いが悪くなっていたと聞きます。今回の姉妹のアクションを見る限り、心配は尽きません」

 秋篠宮さまは誕生日の11月下旬に毎年会見を行っている。一連の結婚騒動をどう総括するのか――。