父&娘の怒りはハンパなかった。TBS系「NEWS23」メインキャスターの小川彩佳アナ(36)が1日、夫で医療ベンチャー「メドレー」の前代表・豊田剛一郎氏(37)と離婚したと発表した。小川アナは不倫に走った同氏に激怒し、離婚協議していた。また、本人だけでなく、小川アナの父である〝ハイスペック〟なパパも娘婿の女遊びにブチギレて、離婚の流れが加速したという――。

 小川アナは1日、TBSを通じて「離婚したことは事実です」と発表した。

 デイリー新潮によれば、間もなく1歳になる子ども(性別非公表)の親権はやはり小川アナが持つ。

 豊田氏の不倫が2月に報じられたあと、小川アナは子どもを連れて別居を開始。4月ごろから双方が弁護士を立てて、離婚協議したそう。6月に入って話し合いがまとまった。

 6月には一部で「財産分与は10億円か」と伝えられたが、これに小川アナが過敏に反応。TBSを通じ「事実誤認があります」と一部否定していた。

「正確な額は不明ですが、さすがに10億円はないようです」(知人)

 家事育児とキャスター業を懸命に両立させようとしている中、夫が不倫に走ったため、小川アナは激怒した。さらに、父で慶応義塾大学医学部名誉教授にして医療企業オトリンク(東京・港区)代表の小川郁氏(66)も相当憤慨したという。

「小川さんはお父さんを尊敬していて、ファザコンとも言われています(笑)。今でもたまに一緒に仕事をする仲。例えば昨年頭に医療系のイベントが都内であり、お父さんが講師、小川さんがMCを務めました。父娘でイベントの講師とMCなんて珍しいでしょう。それだけ仲が良いんです」(同)

 このイベントがあったころ、小川アナは我が子を身ごもっていた。

「妊娠4か月ごろでしょうか。おなかが少しふっくらして体調も変わって大変な中、『――23』以外の仕事もこなしていました」(同)

 ちょうどその2週間ほど前、豊田氏は不倫相手と地方へ旅行していたという。

「小川さんが身重で『――23』のキャスター業やセミナーのMC業をしていた中も豊田さんは不倫に走っていたわけで。今年2月に不倫が報道されると、小川さんはもちろん、お父さんも相当怒ったそうです。小川さんはお父さんに今後について相談。父娘で話し合い、別れを決意したと聞きます」(同)

 離婚は既定路線だったようだ。

「お子さんは今月29日に1歳の誕生日を迎えます。小川さんは記念すべき日の前にケリをつけたかったのかもしれません。育児はお父さんとお母さんがより関わっていくようです」(同)

 今後は〝シングルマザーキャスター〟として、家事育児と「――23」の両立。「――23」のTBSからも全面サポートを受ける。

 小川アナは芸能事務所に所属せず個人で活動しているため、TBSを通じて2度コメントしたことに、周囲から「なんでTBS?」という声が上がったが、答えは単純。同局関係者によると「小川さんはTBSと専属契約を結んでいるからです。局内では『編成契約』とも呼ばれています。TBS以外のテレビ局の番組出演はNGという契約。TBSが事務所代わりで、〝身内〟なんです」という。

 ゲス夫のことは忘れ、両親や知人、TBSなど周囲に支えられながらリスタートを切る。