菊丸がくる!? 結婚を公表したナインティナイン・岡村隆史(50)は最近、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の長期不在が話題になっていた。演じる「菊丸」は物語上まだ出番がありそうとあって、早く再登場すれば結婚効果で番組への注目度上昇につながりそうだが…。

 新型コロナ禍で6月14日放送回から8月23日まで中断した「麒麟がくる」。再開後は岡村と、織田信長の妻・帰蝶役の川口春奈の出演がいまだなく、ネット上では「一向に出てこない」「最終回を待たずに退場か」などと取り沙汰されている。

 18日の放送では、信長が主人公の明智光秀(長谷川博己)に「帰蝶がそなたに会いたがっていたぞ」と話す場面があり、川口の久々登場をうかがわせた。一方の菊丸も、帰蝶ともども番組公式サイトの登場人物欄には掲載されているのだが、不在が続く。

 菊丸は当初、タイトルバックの出演者で3番目に出ていた重要パート。三河出身の農民という設定ながら、美濃で光秀と出会い、織田家の尾張や今川家の駿河にも出没するなど謎めき、後に徳川家康となる三河松平家の御曹司・竹千代側に仕える忍びの者であることが3月に明らかになった。

 そんな岡村に、結婚発表で改めて「大河にも出てほしい」「最後まで頑張れ」との応援メッセージがSNSから発せられている。ドラマは現在、足利義昭を上洛させた信長に対し、将軍となった義昭側の不満が高まろうとするところ。同じく最近は消えている家康(風間俊介)もこれから出番があるはずだけに、今後は風間に絡んで岡村が出てくる場面もあるとみられる。

 小籔千豊が半沢直樹ばりの「顔芸」を見せるなど、再開後も話題が絶えない「麒麟がくる」だが、視聴率は18日放送回が12・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と降下が止まらない。

 結婚による関心が薄れないうちに岡村が再登場すれば、押し上げ材料になるか。