1947年6月24日、人類が初めてUFOに遭遇した事件「ケネス・アーノルド事件」にちなんで〝UFO記念日〟とされる24日に大阪・道頓堀では恒例の「道頓堀UFO撮影会」が行われたが、同イベントにしては珍しくUFOが出てこなかった。

 UFO協会会長で宇宙科学研究家のミスターキャロ氏が主催し、2017年から〝UFO記念日〟に開催してきた。

 新型コロナウイルス禍で中止も検討されたが、キャロ氏は「世の中が暗い話題ばかりの時やからこそ、夢のあるイベントを継続して盛り上げらなあかん」と開催を決断。本紙でもおなじみのUFOコンタクティー武良信行(宇宙ネーム=武良ラムゥ)氏も駆けつけたが、約2時間の撮影中、UFOの姿を捉えることはできなかった。

 武良氏は「UFOが減っている気がしますね」とこぼした。

 コロナ禍による外出自粛中も、ライフワークとする六甲山系でのUFO撮影を続けており、「六甲山はUFOやスカイフィッシュがよく撮影されるのですが、そちらでも、コロナ禍が起きてからは姿が減っていますね」と指摘。キャロ氏も「コロナで人類が大きな変化を迎え、宇宙人も次のステージに入ったのかもしれない」と語った。

 では、UFOやスカイフィッシュの減少に、コロナがどう影響しているのか?

 武良氏は、UFOとコンタクトを取りながら「スカイフィッシュはウイルスに弱いと言ってますから、明らかに影響がありそうです。UFOの目撃が減っているのは、動力源であるジュレームエネルギーが、何らかの影響で不足しているためだそうです。なぜ不足しているのかは分からないが、元の状況に戻るには10年はかかるそうだ」と明かした。

 武良氏の言葉を借りれば、UFOはともかく、スカイフィッシュの減少にはコロナが関係しているとあって、キャロ氏は「逆説的に言えば、UFOやスカイフィッシュがたくさん目撃されるようになれば、コロナが終息するともいえる。検証を続けていく必要がある」と話した。

 UFOの減少は、いったい何を意味するのだろうか。