尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が28日、ブログで教育界の現状に警鐘を鳴らした。

 尾木氏は「一般的にはほとんど知られていないことですが秋口には、学校の先生たちが次々に潰れる可能性が高いですよ」と衝撃の“予言”。

 その理由は、子供たちへの「土曜」「日曜」「夏休み」授業の実施、教育実習生との打ち合わせに加え、コロナ対策としての感染防止活動、消毒・給食の配膳、食事指導、関連する諸会議など「人間離れした残酷過ぎる働き方」を強いられるからだという。

 また教員には「給特法」があり残業代が出ず、基本給の4%に相当する「教職調整額」として支給することで対応することが問題視されている。尾木氏はこの「給特法」廃止を訴えてきたが実現しなかったという。

 尾木氏は教員たちが「2学期終わりに退職するか病気休暇が急増しなければいいのですが」と心配し、「日本の公教育の未来大丈夫でしょうか?」と不安を訴えている。