俳優のいしだ壱成が6月24日から公演される鈴木砂羽主演の舞台「死が二人をわかつまで」に出演する。いしだが取材に応じ、意気込みを語った。

 同作は数々のヒットドラマを手がけてきた脚本家の伴一彦氏のデビュー45周年を記念した新シリーズ「伴一彦プレイボックス」の第一弾。鈴木、いしだ、下京慶子、田島亮の実力派俳優4人による濃密な会話劇となっている。

 トレンディードラマブームを創造した伴氏について、いしだは「数々の素敵な俳優さんたちが、伴さんの脚本とともに時代を築いてきました。父、石田純一もその1人。僕はその伴先生のお弟子さんである、野島伸司さん脚本の『ひとつ屋根の下』『未成年』といった社会派ドラマに出演させていただきました。その伴さんが満を持して演劇界に参入。自分の演劇人生の中でも極めて実験的であり、ポップでミステリアスな作品に挑みます」と意気込みを語った。

いしだ壱成主演舞台「市が二人をわかつまで」
いしだ壱成主演舞台「市が二人をわかつまで」

 主演の鈴木とは久びさの共演。「砂羽さんとは以前に映画で、ご一緒させていただいています。ただ、同じシーンは全くなかったので映画が完成した時に試写でお芝居を拝見し、その憑依覚醒にビビりました。あまりの演技の凄みにこの方は本当にただものではない、俳優とはこういう方を言うのだ!と思っていました」と感銘を受けた。

 いしだも憑依型俳優として評価されており「砂羽さんと自分。二人の超感覚的憑依が舞台上で分裂したり、融合したりすると演劇的には何やらマズいことになるのではないかと期待しています」と笑みを見せた。