ハリウッド俳優キアヌ・リーブス(55)が10日、東京・港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「ジョン・ウィック:パラベラム」(10月4日公開、チャド・スタエルスキ監督)の舞台あいさつに登場した。

 キアヌ主演の大ヒットアクションシリーズ最新作。裏社会を震撼させる殺し屋ジョン・ウィックが、今回は1400万ドルの〝賞金首〟となり、血で血を洗う壮絶な全面抗争が繰り広げられる。

 キアヌは「ハロー! トウキョウ!」とあいさつし、観客を盛り上げた。続けて、サプライズゲストのきゃりーぱみゅぱみゅ(26)が登場。劇中曲として「にんじゃりばんばん」が使用されていることもあって、忍者の黒装束風衣装で「スリル、アクションも良かったですし、日本をモチーフとしている部分を見てほしいです」と語った。キアヌはきゃりーの作品は「エンタメでありながら、哲学が詰まっているように感じます」と称賛した。

 さらに「江戸隠密 武蔵一族」の忍者・弥圓佐助(年齢非公表)が登場し、大ヒット祈願で「臨兵闘者皆陣烈在前」と九字を唱え、手刀を切った。キアヌは興奮を隠し切れない様子で印を結び「エイ!」と締めた。