主役を食うほどの存在感を放つ〝わんこ松村〟の評価が急上昇だ。

 KAT‐TUNの亀梨和也(35)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」が27日、最終回を迎える。

 同作では、神奈川県警に新設された特殊組織KSBCの捜査官役である亀梨が、迫真の演技や体当たりのアクションを披露。主役だけでなく脇役も光っているが、中でも評価をグングン上げているのが、KSBCの天才ハッカー小牧要を演じるSixTONESの松村北斗(25)だ。

 松村は緩めのスウェットを着て気だるそうにしながらも、頭の回転が速く、得意のハッキングで事件解決に尽力する役を好演している。

「松村さんは連ドラにちょくちょく出演しているけど、これほどまで役がハマった作品はなかったと言っていい。気だるそうでフワっとした子犬というか、独特な雰囲気を漂わせて自然体で演じています。その存在感は、ジャニーズ事務所の先輩で、同作主演の亀梨さんを『食っている』と評価されるほどです」(テレビ局関係者)

 特に自身がフィーチャーされた第6話(2月27日放送)と、「(自分に向かって)撃てよ!」と絶叫する第9話(3月20日放送)に松村のファンは悶絶した。

「毎話放送されるたびにSNSのトレンドや検索ランキングでは、亀梨さんを差し置いて『小牧くん』『要くん』『わんこ』といった役柄にちなむワードが1位に上がります。ちなみに『わんこ』とは、子犬っぽい雰囲気である松村さんの愛称なんです」(同)

 日テレ関係者の間でも「今日のわんこ(の演技)良かったね」と称賛されているという。

 俳優として着実にキャリアを積み上げているようだ。