中居正広“特番ブッ飛び”の裏 浮き彫りになったジャニーズとの微妙な関係

2020年01月16日 11時00分

ジャニーズ事務所

 元SMAP・中居正広(47)に“異変”が起きている。年末年始は中居以外の元SMAPメンバー4人の活躍が目立ったが、毎年恒例だった年末特番「中居正広のプロ野球魂」(テレビ朝日系)が昨年末、放送されなかった。中居は「プレミア12」で「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるなど、大の野球好きで“プロ野球魂”も恒例企画だったはずだが…。いったい、中居の周辺で何が起きているのか。

 中居のテレビ露出がじわじわと減っている。この年末年始はジャニーズ事務所を退所した「新しい地図」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がダウンタウンの年末特番「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系)で下ネタ全開パフォーマンスを披露しお茶の間を驚かせ、年始の2日にはお笑い芸人・出川哲朗の電動バイク旅「充電させてもらえませんか?」(テレビ東京系)に出演し、11・6%の高視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ=以下同)を記録した。

 一方、ジャニーズに残った木村拓哉もフジテレビの開局60周年SPドラマ「教場」が前、後編とも15%台の視聴率で好評、さらに音楽活動も本格化するなど、精力的にメディア露出している。

 そんな中で中居だけがペースダウン。その象徴的な事象の一つが、年末特番“プロ野球魂”の放送がなかったことだ。

「いや~、まさかですよね。年末年始特番の編成が決まった11月ぐらいから、局内の一部でも『本当に中居のプロ野球魂やらないの?』と噂になってましたからね」と明かすのはテレ朝関係者だ。

 同番組は現役選手やOBを招き「俺だったらこの選手をスタメンに選ぶ」という視点で選手を選ぶ「俺の侍ジャパン」という人気企画もあり、中居ファン、プロ野球ファンからも支持されていた。中居の特番がなくなった理由について、一番有力視されているのが「経費削減」だという。

「実際、上層部はコスト管理を徹底していますね。中居の番組だけではないんです。英語禁止ボウリングなどの人気企画があった、志村さん、鶴瓶さんの『あぶない交遊録』(正月特番)も今年は放送がなかった。浜田さんの『芸能人格付けチェック!』も若手芸人が中心の予選会がなくなりましたからね」と前出の局関係者は指摘する。

 実際、テレ朝は「打倒日テレ」の旗印のもと、積極的な改編を行っているが、それに合わせて経費削減も行っている。その努力が実ったのか、テレ朝は昨年12月の月間視聴率で6年半ぶりの3冠(全日、プライム、ゴールデン)を獲得。実際に視聴率の面で効果を上げていることが証明された形となった。

 今後、大物タレントが出演する番組でなくとも視聴率が取れるとなれば、コストダウンがますます加速することは確実。そういう面から考えても、中居の年末特番がなくなったのも会社の方針ということになるだろう。

 とはいっても、だ。中居が「絶対にやりたい!」といえば、所属するジャニーズ事務所とテレ朝の蜜月関係に鑑みれば、年末特番として残った可能性は高い。それゆえに「ジャニーズが中居のマネジメントにそこまで熱を入れていないことが、改めて浮き彫りになったのでは」というのは芸能プロ幹部。

「ジャニーズ事務所が中居とコミュニケーションが取れていないのは業界では周知の事実となっているし、2020年はさらに事務所内で孤立するとみられている」とまで話している。

 徐々に立ち位置を失っていく中居。自らの名前がつく冠番組減少は、毎年のようにささやかれる「独立」にもつながっていくのか。