脚本家の野木亜紀子氏(52)が3日に自身の「X」を更新。俳優の佐藤二朗と女優の橋本愛のトラブルに言及した。
野木氏は、「俳優バッシングがあまりに加熱しており、一俳優が負うべきではないことまで非難されているので見ていられない」と騒動に言及。「私は本作品とは無関係のフリーランス脚本家ですが、業界の片隅にいる人間として少々知見を述べます」と語り、「映像制作現場における一般的な話」をつづった。
「台本にない、アドリブでの身体接触は事前に言ってほしい」と役者が求めること自体は特段珍しくはないという。「『肩と腕以外の接触は事前に相談する』程度のレギュレーションで女優失格だというのなら、世界中の多くの女優が失格になってしまう。レギュレーションがなくても、体に触っていいか事前に相手に確認する男性俳優もたくさんいる。女性に限らず、NG項目がある男性俳優だって存在する」
女優側が事前に懸念を伝え、その上でプロデューサーが起用したならば、責任は番組側にある。「女性俳優側が『男性俳優本人に伝えるかどうかは任せます』としたのは、演出なりプロデューサーが現場をコントロールしてくれると信じてのことだろうし、そういうのはよくあること。というか、普通はそう。俳優同士が直接NGを伝えたりクレームを言い合うなんて事態は、現代においてそうそう起きない。(そこを押さえきれていればなぁ!)」と指摘。撮影前にプロデューサーと佐藤側のマネージャーが話し合った上で佐藤にNG項目を伝えなかったことを踏まえ「番組側が『伝えなくてもこのドラマなら大丈夫だろう』と作品性を含めて判断したということなので、この点において女性俳優側が責められる謂れはない」とした。
また、橋本が過去作で身体的接触を行っているシーンがSNS上で取り沙汰されていることについては「役者なんだから台本にあったらやるだろうし、もし台本になかったならば、事前に相談した上で撮影しているのだろう」とぴしゃり。「『このドラマでは接触してるのに、こっちはダメなのか!?』というのは筋違い」と指摘した。
騒動を総括し「かえすがえすも、クランクイン前に番組側がNGを伝えてあげていればなぁ……! 芝居の制約がどうのなんてプロの男性俳優に対してかえって失礼だったのでは……と思いました」とコメント。「番組側も理由あっての判断だったんでしょうし、外側からでは何が正解だったのかわかりませんけど」とつづった。
佐藤をめぐっては1日、文春オンラインでハラスメント疑惑を報じられた。フジテレビ系4月期「夫婦別姓刑事」(火曜午後9時、6月23日最終回)でともにダブル主演した女優の橋本愛(30)との間でトラブルが発生。橋本には過去にハラスメント被害を受けてトラウマがあったというが、佐藤はそれを聞かされて当人に対し、トラウマには配慮を示しつつ、その状態が今後もあれば「役者を続けるべきではないのではないか」と話したとされた。












