ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’18」(リーダー・譜久村聖=21)が20日、東京・日本武道館で「モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2018春 ~We are MORNING MUSUME。~ファイナル 尾形春水卒業スペシャル」を開催した。

 2014年9月にグループに加入した12期メンバー・尾形春水(19)が、卒業の日を迎えた。卒業後は芸能界を引退し、学業に専念する尾形のモー娘としてのラストステージ、現13人体制として最後のパフォーマンスに1万人のファンは大きな声援を送った。 

 スタート曲は6月13日発売の65枚目ダブルA面新シングル「A gonna」。序盤のMCではハロプロ全体のリーダーを務める「アンジュルム」の和田彩花(23)が登場し、尾形に「はーちん、卒業おめでとうございます」と花束と合わせて、はなむけの言葉を送った。

 アンコールの1曲目で、尾形はソロ曲「涙が止まらない放課後」を披露。最後のソロ曲にこの曲を選んだのは「お別れの曲を歌うと、ファンの皆さんを寂しい気持ちにさせてしまうような気がして、私らしく明るい幸せな曲で終わりたいと思い選曲しました」というファンを思ってのものだったという。

 最後のメッセージで、ファンへの感謝の気持ちを述べ「最後に、ここにいる全ての皆さんのこれからが、たくさんの幸福で満ちた日々でありますように。心から願っています!」と涙を我慢して笑顔を見せた。

 先輩の10期・飯窪春菜(23)は「切っても切れない関係だったよ」と涙をこぼし、同じく10期・石田亜佑美(21)も「尾形は優しすぎるから、これからは自分のために、ね」とエールを送った。

 最後は新曲「Are you Happy?」から「青空がいつまでも続くような未来であれ!」で締めくくった。