春季キャンプは有観客方針で変わらず NPB斉藤コミッショナー「余程のことない限り」

2022年01月11日 13時11分

斉藤惇コミッショナー
斉藤惇コミッショナー

 プロ野球とJリーグの第46回「新型コロナ対策連絡会議」が11日、オンライン形式で開催された。

 会議で焦点となったのは感染急拡大が深刻化している新たな変異株「オミクロン株」への対応。プロ野球の各球団は2月から宮崎、まん延防止等重点措置が適用されている沖縄などで一斉に春季キャンプを行う予定となっている。その点を踏まえた上で会議終了後、オンライン会見に応じたNPBの斉藤惇コミッショナー(82)は「キャンプについては自治体とも話をつけている。大声を出さない条件での2万人以下(の有観客)になるが、2万人集まることはまずキャンプの場合はないと思う。そういう意味では有観客でキャンプを開催するという位置づけにしている。今、自治体側から変更したいという話が出ているかと言えば、そうでもない。たぶん余程のことがない限り、その条件(有観客)で進行するだろうと思っている」と述べた。

 また、3月から開幕を迎えるレギュラーシーズンの公式戦についても「その時の状況次第だが、我々の考えは前から言っているように制限なしでお客さんを入れてやりたい。その時、どういう条件になるのか。検査を受けてもらう、あるいは何か証明書を持ってきてもらうとか、状況次第で関係省庁、地方自治体との話し合い次第になる。条件については今のところ決まっていない」ともコメント。100%の有観客開催を目指す方針に変わりはないことを強調した。

 一方、専門家メンバー・東北医科薬科大学特任教授・賀来満夫氏は「今回あえて(キャンプの)有観客に踏み切るというわけではない。これまでの経験を踏まえて、検査をもうちょっとしっかり行うという条件は付くかもしれないが、しっかり感染対策を取りながら観客を入れる方向性でということ」と説明した。

 今後は事態の推移を注視しつつ政府や関係省庁、自治体の取り決めに従っていく。ただ、今のところ可能な範囲内で春季キャンプの有観客と今季からの100%観客収容を目指す方向性に変わりはない。
 

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