絶不調の鳥谷にラストチャンスを! 阪神チーム内から出場機会増望む声

2018年05月22日 16時30分

寂しそうな鳥谷

 どう決着するのか。阪神・鳥谷敬内野手(36)は20日の中日戦(ナゴヤドーム)で10試合ぶりに先発出場したものの、3打数無安打で打率は1割3分6厘まで落ちた。ネックとなっているのは歴代2位の1934試合連続出場の扱いで、金本知憲監督(50)は「本人と話をしないといけないところもある。片岡ヘッドはちょこちょこ話をしているんだけどね」と記録のための出場を継続させるかどうか、本人と近く直接会談する意向を明かしている。

 ただ、チーム内からはXデーの前に「鳥谷に最後のチャンスを!」との声が噴出中だ。球団関係者は「確かに今は打てるような状態じゃない。ただ、試合に出続ければ勘を取り戻してしっかりした数字を残してくるはず。まずは10試合だけでもスタメンで使って様子を見てほしい。復調して救世主になるかもしれないし、それでダメならしょうがない。とにかくこのまま記録が途切れるのは…」と訴える。

 ある主力選手も「うちは鳥谷さんのチーム。打てなくてもグラウンドにいてくれているだけで安心感が違う」と背番号1の出場機会増を望む。球団にとっても一大事だ。鳥谷グッズの売り上げは今季もトップクラスで、虎党からの人気は依然として高い。さらに年俸も推定4億円とあって“準レギュラー”のような現状の起用法に頭を悩ませている。球団幹部は「今のような形で記録を続けるのが鳥谷にとっていいことなのか…。首脳陣と本人がしっかりと話し合って決める必要がある。金本監督の連続試合出場記録が止まったときのようにアクシデントのようなことはあってはならない。功労者なのでしっかりした幕引きをしないと」と言う。

 偉大な記録だからこその“鳥谷問題”だが、そろそろ結論を出さないことには何も前に進まない。