ハロー!プロジェクトの個性派ユニット「Berryz工房」(清水佐紀=22、嗣永桃子=22、徳永千奈美=22、須藤茉麻=22、夏焼雅=21、熊井友理奈=21、菅谷梨沙子=20)が2日、都内で行われたコンサートで来年春をもって無期限活動停止することを発表した。この“解散劇”は他のハロプロユニットに大きな影響を与えそう。今後は「モーニング娘。」「℃―ute」「スマイレージ」「Juice=Juice」など、各グループが生き残りをかけたシ烈な“ハロプロ内部抗争”が始まるという――。
結成10周年でまさかの決断だ。ライブ冒頭、キャプテンの清水が「私たち来年春をもって無期限活動停止させていただくことになりました。去年から話し合ってきました。お互いの未来を尊重した上での選択」と打ち明けると、ファンは「えーっ!」と驚きの声。事実上の解散にあえて「活動停止」という言葉を使ったのも「ベリーズは青春のすべてだった。解散という言葉を使えば、その存在自体がなくなってしまう。心の中だけでなく、ずっとその存在があってほしいということ」と嗣永は涙ながらに説明した。
Berryz工房はパフォーマンス能力の高さから芸能界でもファンを公言する人間が多く、解散の一報に業界内は大激震。ハロプロファンで知られるHKT48の指原莉乃(21)はツイッターで「ベリがちなのかなんなのか教えてよ」と戸惑いを隠せない。タレントの武井壮(41)も「なんでや! なんでやぁーーあぁ!!!」とつぶやくなど、解散を受け止めきれない様子が見て取れた。
ファンの動揺は計り知れないが、影響はほかにもある。「この解散は、ほかのハロプログループにとって大きな意味を持つ」とテレビ局関係者。「ハロプロといえば『モーニング娘。』(現・モーニング娘。'14)が金看板だが、モー娘はメンバーを入れ替え続けているのでリーダーの道重を除けば若いメンバーが多い。実際の芸歴ではBerryz工房が一番の先輩格だった。ただ武道館公演を成功させる実力がありながら、20歳前後で辞めるという選択をしたことで、他のユニットに『アイドルはいつまでも続かない』という現実を突きつけたと言える」(同)
アイドルユニットの厳しさを改めて実感したハロプロメンバーたち。ハロプロ内でのライバル意識もこれまで以上に激しくなるのは確実。ファンたちの間ではハロプロに大きな変革があった時「ハルマゲドン(最終戦争)」にかけて「ハロマゲドン」という言葉も使われるが、今後はまさにモー娘を中心とした“グループ間全面戦争”となりそうなのだ。
中でも最も影響を受けそうなのがBerryz工房と同期の「℃―ute(キュート)」だ。「℃―uteは実力ナンバーワンと言われ、他事務所のアイドルグループからもリスペクトされる存在。同期たちの決断に最も大きな衝撃を受けているだろう。このショックがプラスに出れば『Berryz工房の分も』と頑張るだろうが、マイナスに出ると『自分たちもそろそろ潮時』となりかねない」(音楽関係者)
若手が揃う「スマイレージ」「Juice=Juice」は未知の部分が多い。「それゆえ爆発した時の伸びしろは計り知れない。ただ若いだけに『Berryz工房でも解散するなら私たちにはムリ』と、ヘコむ可能性も」(同)
モー娘は精神的支柱のリーダー・道重さゆみ(25)が今秋での卒業を控える。「モー娘再ブレークは道重の力が大きかっただけに、残されたメンバーたちが新たな実績を作っていけるかが勝負」(同)
新たな変革期に突入したハロプロ。果たしてどのユニットが生き残るか?












