日本競輪選手養成所(伊豆市、所長=滝沢正光)の第119回、第120回(女子第10回)候補生の卒業記念レースは27日、養成所で最終日が行われた。男子は桑名僚也が埼玉勢では70期の関靖夫(引退)以来2人目の優勝。女子は西脇美唯奈が116期の鈴木樹里以来となる愛知勢2人目の優勝を飾った。
桑名僚也は「競輪の組み立てを考えるのが面白い」と話す通りのレース巧者ぶりを発揮、見事に栄誉を手にした。4番手単独の位置を確保した最終BSからまくり、後続を突き放した。「前の方にいようと思っていたのがハマりました」。高校、大学と自転車競技を続けていたが、頂点に立つのはこれが初めて。「優勝、というのはなかったんです。初優勝を、おカネの面とかいろいろとサポートしてくれた両親に伝えたいです。不自由なくやらせてもらっていたので」とレース後は感謝の思いを示した。前橋競輪(28~3月2日)に参加中の師匠の飯田威文(67期)は「彼はとにかく本番に強いタイプ。卒記チャンプは彼らしいなと思いますね」と評した。
女子は在所12位の西脇美唯奈が、あっと驚く優勝をつかんだ。周回から4番手にいると、目の前の内野艶和の最終BSまくりを追走し、直線鋭く抜け出した。「決勝に乗れたのがうれしくて作戦とか正直、考えてなかった」というおとぼけぶりも、流れにうまく乗って抜け出した。師匠は吉田敏洋(85期)で「帰ったらまた、よろしくお願いします!」と大きな声で、今後も厳しい指導を願い出ていた。
候補生たちは卒業後、5月からのルーキーシリーズを経て、7月から本デビューを迎える。












