【美人整体師・久嬢由起子のちょい足しストレッチ(3)】人間の体には、凝っていることに気付きづらい部分、予想以上に疲れがたまっている部分があります。近年、特に疲労がたまりがちなのが、腕の裏側です。“内側”“手のひら側”と言ってもいいんですかね。とにかく前腕の筋肉。中でもヒジから手のひらにかけての筋肉が凝っていることが多いです。理由は…そう、スマホ。手で持ちながらスマホを見るとき、手のひらを顔の方に向けるような動きをしますよね。あのとき、腕の内側を使っています。もちろん、何かモノをつかむときなどにも使う筋肉なんですが、そこにたまった疲労を意識的に解消しようとしている人って、あまりいないと思うんです。何かいい方法がないかな~と考えていたら、お風呂で思いつきました。
湯船につかったら、あぐらをかいたような体勢で両腕を伸ばし、浴槽の内側の面に、指を下に向けてぺったり手のひらをつけてみましょう。面を少し押すような感覚でやると、腕の裏側がしっかり伸びるはずです。このストレッチによって血行が促進され、硬くなっていた筋肉がほぐれ、疲れが取れます。
やってみると分かりますが、手首のあたりにも気持ち良さを感じると思います。パソコン仕事などで手首が疲れている証拠です。思った以上に負担がかかっているんですね。
多めにお湯を張っている場合は腕がお湯につかった状態で行うことになりますが、それはそれで温まりますのでオススメ。もちろん、浴槽ではなく、浴室内の壁に手をついてもOKです。考えてみればお風呂じゃなくても壁があればできますが、お湯につかっていると体も温まっていますし、リラックスもしています。“ちょい足し”にはピッタリのシチュエーションだと思いますよ!
【やり方】
①座った体勢で両腕を伸ばし、手の指を下に向けて手のひらを壁につける。
②壁を押すように腕の裏側を伸ばす。
③回数を決めるなら8秒×3セットだが、それほどこだわらなくてOK。
【注意点】
呼吸を止めずに。お風呂で行う場合は、転倒、溺水、のぼせなどに要注意。水分補給も忘れずに。
◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。新たなストレッチ法を次々に考案。肛門の筋肉に注目した「やせたいなら肛筋を鍛えなさい」の書籍とDVDが発売中。人気上昇中で、テレビや雑誌に引っ張りだこ。












