格闘技イベント「RIZIN.11」(29日)の一夜明け会見が都内で行われ、シュートボクシングの“絶対女王”RENA(27)に勝利した浅倉カンナ(20)が新女王の誓いを立てた。

 昨年大みそかの女子スーパーアトム級トーナメント決勝に続いて絶対エースを返り討ちにし「しっかり勝ち抜くことができて良かった」と笑顔。榊原信行実行委員長(54)から新女王として期待をかけられると「まだまだチャンピオンとして足りないところもあるけど(女子格闘界を)引っ張っていけるようになりたい」と新たな決意を口にした。

 20歳という年齢と見た目から発展途上の印象が強いが、根底には強い信念がある。昨春から一人暮らしを始め、収入源はファイトマネーなど格闘家としての仕事だけ。国内の女子格闘家では数少ないプロファイターの立場を貫く。影響を与えたのは交際している“キック界の神童”那須川天心(19)だ。

「(副業に時間を割く)暇な時間はあるんですけど、天心から『チャンピオンがバイトしてたら夢がない』って言われたんです。なるほどって思って、できる限り格闘技だけで食べていこうって。だって、夢がありますよね。だからこそ負けられないんですよ。格闘技には夢があるんだぞっていうのを伝えたい」

 トーナメントの賞金では白いミニクーパーを購入。今後へのモチベーションになった。敗れたRENAから休養宣言が飛び出したのとは対照的に、新女王は後進に夢を与える「ジョシカクドリーム」を体現し続ける。