久留米競輪GⅢ「開設72周年記念」(第27回中野カップレース)は、29日に最終日を迎え。決勝戦は12Rで争われた。レースは山田英明(38=佐賀)を取鳥雄吾(26=岡山)が叩いて先行。この3番手を追う形になった吉田拓矢(26=茨城)が2角まくり。取鳥マークの桑原大志(45=山口)の強烈なブロックを耐え、取鳥に付き直した吉田がVゴールを駆け抜けた。
昨年12月の佐世保以来、2度目の記念優勝に「九州は相性がいいですね」と吉田。「取鳥君の仕掛けに付いて行って、2角から仕掛けるという感じで組み立てた。行けるかな~と思ったが、桑原さんのブロックでやばいと思った。うまくしのげて良かった」と決戦を振り返る。「でも、落車レースになってしまったので素直には喜べないし、落車した選手が心配です」と、勝利の喜びより落車した選手を気遣った。
先のGⅠ「高松宮記念杯」で決勝2着と健闘したが「それはそれとして過去のこと。気持ちを切り替えて、これからのサマーナイト、オールスターに向けて一戦一戦集中して臨みたい」と、さらなる高みを目指している。
今シリーズは、高松宮記念杯の疲れが残り、体の反応が悪い中でもしっかり結果を出せたのは、底力がアップした、なによりの証拠。今後は関東を代表する選手としてGⅠ戦線を賑わせてくれそうだ。












