久留米競輪GⅢ「開設72周年記念」(第27回中野カップレース)は、28日に3日目を迎える。直前の武雄FⅠでS級2度目の優勝を果たした嘉永泰斗(23=熊本)が、攻撃的な競走で初の記念準決にコマを進めた。準決11Rはライン3車を味方に大暴れ必至とみる。
二次予選7Rは先行態勢に入った野口裕史(38=千葉)の後位に飛び付き番手を確保。さらに寺崎浩平(27=福井)―稲川翔(36=大阪)の近畿勢が野口を叩くと、その3番手に追い上げて2着をキープと俊敏な動きを披露した。
レース後に本人曰く「秘密兵器を出しました」とのこと。先行基本の競走が基本だが、流れに応じて位置取りもこなせることも実証した一戦だった。
直前の武雄は「後ろに松川(高大、32=熊本)さんに松岡(貴久、37=熊本)さんが付いてくれたのにまくりになってしまって、内容的には良くなかった」と猛反省をしていたが、昨年11月の松山以来、2度目のS級優勝に「時間がかかり過ぎましたね」とも。持っている力を発揮すればF1クラスなら、もっと結果を残せそうなところまで成長している。
今シリーズは「(2場所前の5月松戸最終日の)落車の影響もなく、要所、要所で体がしっかり反応している」。動き自体はいいだけに、準決11Rも、長いラインを味方に大暴れ必至。初の記念優出をゲットすることができるか、注目だ。












