川崎競輪場で開催されているミッドナイト競輪は21日、初日を行った。これまでと違う瞳の輝きを放ったのは高尾貴美歌(21=長崎)。予選1・2Rは一度先頭に立つも叩かれ後退。しかし、直線で3着に盛り返す意地を見せた。
「メチャクチャ気合入ってました! だから出られてもあきらめずに頑張れた。出し切った!」
やってやる!とライオンにように襲い掛かるポーズで気合を示した。直前から「練習が楽しく感じて…」とスイッチオン。だが「なんでやる気が出ているのかは分からないんです」と目を白黒させた。
その理由を知っていたのは同期の新井美菜(21=埼玉)。「私に会えるからですよ。一緒の開催だったから、気合が入ったんです」。高尾の心を知り抜いているのは、歴史がある。ともに高校時代から、自転車競技をやっていた仲…。
「貴美歌は人見知りで私としか話をできなかったんですよ」
同じ部の山口伊吹(21=長崎)の他、心を開いて語り合えるともは新井しかいなかったのだ。そんな新井と一緒の開催で、自然と高ぶっていたのだ。スイッチが入った高尾の走りから目が離せない。












