日本代表の森保一監督が、アジアカップの延期決定に関する受け止めを語った。アジアサッカー連盟(AFC)は3日に開催地・サウジアラビアの情勢悪化を受け、2027年1月開幕予定だった同大会を同年12月に延期すると発表した。

 指揮官は4日に千葉市内で行われた国際親善試合ブラジル戦(14日)、同パラグアイ戦(17日、ともにシンガポール)に臨むメンバーの発表会見で「私自身としてはあればベスト、なくなればそれはそれで目の前のことにベストを尽くして、未来につなげていくという考えでやってきた」と思いを明かした。

 続けて「やれれば全力で7試合を戦い抜く考えを持っていたが、(中止なら)失われた7試合があることも良かったと思っている」と前向きな捉え方を示し、「代表活動がどうなるか分からないが、次のW杯に向けて、そこでまた新チームに携わるスタッフが未来に向けて動いていくこともあり得ると思う」と見解を語った。

 当初は来年1月開幕のアジアカップ終了時までだった自身の任期に関しては現時点で未定。まずは、南米強豪国との2連戦に集中する姿勢を強調し「私自身は一人の監督、サッカーファミリーとして、日本がW杯で優勝するために、全てが日本のサッカーの歴史の中にあるという過去と今と未来と同じ時間軸の中で、今やれることを皆でやっていくということに尽きる」と力を込めた。