元政治家の石原伸晃氏が31日放送のバラエティ番組「大阪おっさんぽ」(土曜午後7時54分=テレビ大阪)に出演し、父・石原慎太郎さんについて語った。
同番組は、黒田有(メッセンジャー)が毎回強烈な個性を放つおっさんをゲストに迎え、大阪の街を街ブラするロケ番組。この日は日本維新の会・創設者のひとりで弁護士の橋下徹氏と2025年6月に政界引退を表明した伸晃氏とともに大阪・江坂と豊中を散策した。
3人は江坂のミスドミュージアムでオリジナルドーナツボールを作りながら橋下氏と石原家の政治家たちとの裏話を語った。
橋下氏と古い付き合いだと明かした伸晃氏だったが「私よりも父の方が徹さんとは近いんです。一緒に政党(日本維新の会)作ったから。(父は)私より(橋下氏を)推してるんですよ。『俺が総理にしたいのは、伸晃じゃなくて徹だ!』。え~みたいな」と明かした。
橋下氏が大阪市長になったばかりの頃(2011年)、当時自民党の幹事長だった伸晃氏をお忍びで呼び寄せ「大阪市庁舎」を視察。市長室の手前の豪華な部屋を見たとし「なんだここは、みたいな。オペラハウスみたいなのがあったの。誰も入ったことないと思う」と証言。橋下氏は「迎賓ルームなんですけどね。その奥の奥のところに大きな扉があって、そこが市長室。市長室の奥には専用のシャワー室とか仮眠室とか」と当時大赤字を抱えていた大阪市の税金の無駄遣いっぷりを非難していた。
伸晃氏の父・慎太郎さん(太陽の党)と橋下氏率いる日本維新の会が合流し、共同代表を務めていたこともあった。当時を振り返った橋下氏は「ありがたかったですね」としみじみ。合流した際の裏話として「慎太郎さんは『伸晃さんを総理に』っていうのがあった」と言い、合流する話は何年も前からしていたというが、催促する橋下氏に対し、慎太郎さんは「『今は待ってくれ。伸晃のことがあるから』。ひと段落着いたところで慎太郎さんが『一緒にやろう』って(決意してくれた)」と明かした。
息子の目から見た慎太郎氏の人物像と子どものころの思い出を語った伸晃氏。慎太郎さんが亡くなる前には「2月に亡くなったんですけど『どうしても徹さんに会いたい』って、うちの親父が言うんですよ」。伸晃氏が橋下氏に電話したところ、橋下氏は石原家に駆けつけたと明かし「すごいよろこんで、その時は元気になるわけ。(慎太郎さんが)『おい橋下さん。本を出そう』って。無理なんですよ、体が弱って。それでもモチベーションを最後に与えてくれて。たぶん、生きている時に外の人で最後に会ったのは徹さん。2か月後に亡くなりましたから…」と感謝をにじませた。
これに黒田は「橋下さんの評価が上がって腹立つな」と感動的な話に水を差し、笑いを起こしていた。












