女優のかとうみゆきが31日、都内で行われる自身の主演映画「ラスト・キャバレー」(1988年)のトークショーに出演する。26日に開幕した東京国際映画祭の「日本映画クラシックス部門」で、同作が日活ロマンポルノ55周年記念の一作として上映された後、トークショーが行われる。
かとうは「公開から38年をへて、『ラスト・キャバレー』が東京国際映画祭のスクリーンに帰ってくると聞き、驚きと喜びでいっぱいです。あのころ、監督やスタッフ、共演の皆さんと一緒に走り抜けた日々を今、懐かしく思い出しています」と振り返る。
「ロマンポルノは、限られた条件の中で、皆が知恵と情熱を注いだ現場から生まれました。その熱が時代を越えて今も誰かに届くのなら、これほどうれしいことはありません」と心境を語った。
31日のトークショーには同作でメガホンをとった金子修介監督と出演予定。
「31日は金子監督と一緒に、撮影の裏話もお話しできればと思っています。初めてご覧になる方も、昔観てくださった方も、ぜひ劇場の大きなスクリーンで、あの時代の空気を感じてください。お待ちしています」と呼び掛けた。
同作は、都市再開発による閉店を目前に控えたキャバレーを舞台に、父と娘の絆やそこで働く人々の人生模様を描いた。
日活ロマンポルノは1971~88年にあった成人映画レーベル。「上映時間は70分程度」などの条件を守れば比較的自由に作れたため、若手監督が新しい表現を模索し、女性の生きざまを描いた。17年間で公開作品は約1100本。今年11月に55周年を迎える。













