【東スポ音楽館】演歌歌手・北山たけしが9月にリリースしたシングル「北の港」(作詞作曲・原譲二)は北山にとって、久々の師匠・北島三郎(原譲二)が作詞作曲した作品だ。この曲をヒットさせて師匠の笑顔が見たいという。

 ――新曲はどんな作品

 北山「北の港を舞台にした、男女の切ない思いを歌にした作品です。王道の演歌を久しぶりに師匠に書いていただきました。師匠が北海道函館出身ということで、ふるさとの港を思い描きながら作られたのかなって思っています」

 ――原譲二作は2022年の「博多ぶるーす」以来

 北山「北島音楽事務所からのれん分けをしていただいて3年目になるのですが、久しぶりに師匠の作った歌が歌いたいなとお願いしました。曲が出来上がったよ、と呼ばれたときには違ったパターンの候補曲が3曲ありました。一つが王道の“北島演歌”と言っていいような人生の応援歌。もう一つがちょっとテンポのいい演歌で、3つ目がこの『北の港』でした。この3曲を聞かせていただく中で、港の情景が浮かんだというか、風景を感じられたのがこの作品だったので、選ばせていただきました」

 ――カップリング曲「遠い故郷」は自分で作曲した

 北山「デビュー10周年を記念した2013年リリースのアルバムに収録されている曲から作曲をし始めているのですが、今回で作曲した楽曲は5作品目となります。時間があるときに、自分でギターやピアノを弾きながら作って、いいメロディーができたら、その部分だけ録音して。後から聞き直して、そこから曲を膨らませていったりしています」

 ――作詞の方は

 北山「曲を作っている時は、詞も同時進行で作っていたのが多いのですが、出来上がったら曲を妻に聞かせるんです。いつも指摘されるのが“詞がよくない”って(笑い)。ストーリー性がないってよく言われてしまうので、詞を作るのはやめようと思いました。今回は伊藤美和先生に詞をお願いしました」

 ――ファンの方へメッセージを

 北山「久々に北島師匠の作品ということで、いつも以上に気合が入っている感じがします。この曲がヒットすることによって“売れたな”“頑張ったな”と師匠から言ってもらえ、師匠の笑顔を見るのも、一つの目標かなと思っていますので、頑張って歌っていきたいです」