〝天才筋肉芸人〟の原動力とは――。お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」の西野創人(35)が、栃木県ボディビル・フィットネス連盟主催の「第2回栃木県男子ボディビルオープン」(20日、小山市立文化センター)170センチ以下級で初出場にして6位入賞を果たした。相方ナダル(41)とのコンビで、2015年に「キングオブコント」を史上最速の結成4年目で優勝した西野は、23年9月から肉体改造に挑戦。本紙の独占インタビューで、衝撃のボディビルデビューの舞台裏を激白した。
――23年9月に「100日チャレンジ」として筋トレを始め、SNSで大きな反響を呼んだ。24年7月にはボディコンテスト「APF」のフィジークモデルに初挑戦(7位入賞)。きっかけは
西野 最初は(フィットネス系YouTuberの)アクトレ(ブログ)君と共通の友人を通じて出会って、YouTubeでコラボをすることになった。それで「西野さん100日でバキバキになりましょうよ」とベロベロになりながら提案されて「そんなん無理や」と言いながら、その企画に乗っかってみた。100日でバキバキになって終わりだと思ったら、ボディメイクで自分が変わっていくのがすごく楽しくて、やめられなくなった。
――そこから全身の筋肉量が評価されるボディビル挑戦に至るまでは
西野 アクトレ君が、予約が取れなくて有名なトレーナーの持田(教利)さんをつないでくれた。それで合トレをしたら、持田さんが「ボディビル出ましょうよ!」と言ってきて。悪ノリだと思ったけど、何か僕の中でビビッときて、気が付いたら大会にエントリーしていた。
――特に背中から肩にかけての筋肉の発達がたくましく感じる
西野 不思議なのが、フィジークの時は背中が一番、苦手分野だった。なかなか広がらなくて、インパクトに欠けると思っていた。でも脚トレをやり始めてから、それに比べたら背中のトレーニングは楽だと思えたし、強度も上がった。
――芸人の仕事とボディビルの両立は難しくなかったか
西野 正直キツいと思った時もあった。でも逆に、芸人でロケ終わりにトレーニングに行く人はあまりいないと思う。芸人をやりながら追い込むのは、僕が1人目だと思うし〝史上初〟という言葉に弱いので。これでもし、楽しくボディビルができたら「忙しくてトレーニングができない」と言っている人にも、挑戦できるよとメッセージを伝えられるかなと。
――劇場出番の合間にジムに行くことも
西野 そうですね、1時間でも空き時間があったらジムに行ったり。朝早く起きて、仕事前に行くこともあった。一番キツかったのは、22時に仕事が終わって、急いで行って30~40分だけ筋トレをやるみたいな。全部の仕事が終わった後のトレーニングが一番しんどかった。
――コロナ禍には人気バンド「Official髭男dism」の「Pretender」のピアノ演奏に成功してバズった。さまざまな挑戦をするのはなぜか
西野 どこかでみんなの予想を裏切りたくて。「何してんの?」と言われたいし、みんなに困ってもらいたい。コロチキナダルの相方がいきなり鍛え出して、ボディビル大会に出始める。そしたら相方も「え?」ってなるし、見ている人も「え?」ってなるので。最初はフィジークに出て、いきなりボディビルに転向するのもそうだし、来年はまた違うのかもしれない。












