音楽ユニット「TENSONG」が22日、東京・恵比寿 The Garden Hallで全国ツアー2026「これからの話をしよう」のツアーファイナルを開催した。

 今年2月配信の楽曲「これからの話をしよう」を引っさげて、全国17都市をめぐった。ファイナルとなる本公演では、代表曲の「纏」、夏の高校野球富山大会のテーマソングとなった「今年最高の日を」など、全16曲を歌唱した。

 5月から全国を回ったが、楽しいだけのツアーではなかった。ファイナル前には、さまざまな不安が押し寄せた。ボーカルのたか坊は「いろんな不安が募って、ファイナル楽しみだって言えなかった。最近、副鼻腔炎がひどくなってきちゃって、鼻水が喉に垂れてきて歌いづらかったりもして」と本音を打ち明けた。

 複雑な心持ちでステージに立ったが、ファンの笑顔が全てを解決した。「みんなの顔を見れたら、そういう不安やネガティブなもの全部吹っ飛ぶね」と満面の笑み。「来てくれてありがとう! 大感謝!」と告げると、大きな歓声があがった。

「これからの話をしよう」は、幼少期に母を亡くしたたか坊と父の生活を基に、大切な人と未来を語ることの大切さを歌った楽曲だ。たか坊は「大切な人と過ごす日常は、当たり前じゃない。だからこそ『これからの話をしよう』という言葉がみなさんの胸に届いて、隣にいる大切な人と未来の話をするきっかけになってほしいと思いますね」と楽曲に込めた思いを明かした。

 TENSONGとファンも「これからの話」をするべき大切な関係性だ。「僕らも武道館を目指し、まっすぐ進みます。皆さんもそれぞれの道をまっすぐ進む。お互い背中を支え合っていける、そんな関係でありますように」とひとりひとりに語りかけた。

 10月からは、初のアコースティックツアーを敢行予定。地元・大分、福岡、大阪、東京の4都市をめぐり、TENSONGの音楽を届ける。